2015年の年末から2016年の年始の3週間のロングホリデーは、
我が家は悩む事なくキャンプに決定。
去年の年越しは、北上しながらキャンプで過ごし、
フェスへ行ったりトランピングしたりと楽しんだ。
ならば今年は南下したい。
夫はワーホリ時代に南島をくるっと一周しているが、
私はQueenstown付近は行ったものの、他は訪れていないからだ。
そしてこのロングホリデーで、必ず取り入れたいのがトランピング。
夫がMilford Trackを歩きたいと言い、それに私も同意。
2人の意見が一致し、南に下りながらキャンプを楽しむ事が決まったのが7月。
すぐにDOCのホームページから予約状況を確認するが、やはり空いていなかった。
Milford Trackは、NZで最も美しいトラックであるGrate Walksの一つで、
Hutとテントの宿泊人数で人数制限されており、
この予約が取れなければ歩く事ができない。(日帰りツアーを除く)
しかもこのトラックは、Fiordland National Parkにあるもっとも人気のトラックで、
世界各地から歩きにやってくる。
予約開始は毎年4月ごろ。
開始日には予約が埋まってしまう、という事はチラリと聞いていたが、
5ヶ月前の7月はすでに遅し。
そんな事で、Kepler Trackという、同じFiordlamd National Parkにある
もうひとつのGrate Walksの予約状況を見てみると、埋まりつつあるものの、
まだ空きがあったので、こちらを歩く事にした。
今回の大まかなスケジュールはこんな感じ。
Chirtchurch ー Dunedin ー Suthern Scenic Tourism Routeを走りながらBluff ー Invergargill
ー Te Anau ー Kepler Track ー Milford sound ー Glenorchy ー Wanaka ー Hast ー Fox Glacier
ー Punakaiki ー Christchurch
予定は予定であって、どうなるかわからない。(結果予定通りになっていない 笑)
とにかく、はじめは友達家族の住むDunedinで1泊。
少し前に2人目の子供が生まれているので、その子に会うのも楽しみの一つなのだ。
朝早い時間にChristchurchを出発した。
本当は1号線で一気にDunedinまで降る予定だったが、
この時期にTekapoに咲く花ルピナスが、ちょうどとっても綺麗に咲いている、
という事を聞いたので、少し遠回り。
Tekapo(→☆)に立ち寄った。
Tekapoに来てみたのはいいが、ルピナスがほとんど枯れてしまっている。。。
どうやら少し遅かったようだ。
仕方ないので、そのまま車をDunedinに向けて走らせると、
ルピナスが一箇所だけたくさん咲いていた。
車を止めて外へ出ると、大きなカメラを持ったテレビクルーのような人等が撮影している。
何とも偶然にも、その中に知り合いを発見する。
声をかけると、
" 今年のルピナスはあっという間に終わってしまい、残っているのはこの場所だけ"
と、言う。
それで納得。
そこからLake Pukakiを通り過ぎ、
Omaramaから1号線へ出てDunedinに到着。
Dunedinはスコティッシュが開拓した街で、たくさんのスコティッシュ建築が立ち並ぶ。
また、NZで一番古いオタゴ大学がある為、たくさんの学生であふれる街。
友人が仕事から戻るまで、久しぶりのDunedinでランチをしたり、
街を散策し、
友人宅へと向かった。
友人は、日ごろ子育てで忙しくしているので、
この日はスペイン人の友人に教わったパエリアを、
あるだけの材料で、私たちで披露?作ってお庭でディナー。
なんとこの日の気温は、Dunedinでは珍しく(NZは南に行くほど寒い)32度もあった。
友人は(旦那さん)本当に素敵な写真を撮るオーロラ(天体)写真家。
※ぜひ!彼が撮り作ったVimeoのタイムラプスの映像をぜひ見て欲しい。
大画面、大音量で迫力満点の映像をどうぞ!
Chasing Auroras 2015 | Taichi Nakamura from Spit & Polish Media on Vimeo.
この夜は一緒にオーロラを撮りに行ってみたけど、現われず。
夫と友人(旦那さん)は、帰ってからも2人で写真の話で盛り上がり寝不足はいつもの事。
そしてオーロラ観測は次回のお楽しみに。
翌日は、お昼ごろまで友人宅でのんびり。
私は友人(奥さん)とナチュラルヘルスなどの事を話しながら、新たな知識をインプット。
私がまだ日本にいた頃、夫が偶然とは言わず、奇跡の出会いで繋がった友人家族。
今回も楽しい時間をありがとう。
"また正月すぎあたりに、Queenstownあたりで会えたらいいね" と話、
昼過ぎには友人宅を出発した。
4月14,16日に熊本県で、そしてエクアドルでも大きな地震があった。
被害にあわれた方にお見舞いと、亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、
これ以上被害が大きくならない事を、祈るばかり。
地震大国日本から、また地震のある国ニュージーランドに移住。
天災は予測がつかない。
だからこそ、しっかりとした備えが必要だ。
そして、情報がテレビやインターネットで飛び交う時代。
何が自分たちにとって必要で、正確なのか。
ここをしっかりと見極めて取り入れる事が大切だと、改めて思った。
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